Ｌｏｖｅ＆Ｐｅａｃｅ

◆沖縄県立芸術大学
◆九州芸術工科大学
高校２年生のとき、自分なりに必死に考えた進路だった

結局、父親と進路を決めるとき決裂して
１９歳で家を出て、自分ひとりで生きてゆくようになったけれど．．．

ずーっと、ずーっと勉強したかった
同級生が大学生活を送っているとき、私はその日一日、一日を生きてゆくのに必死で
社会に出る前にもっと勉強したかったなぁ．．．とずっと思いながら働いて、生きてきた

１９歳の世間知らずで能力の無い女の子が、頼れる人もなく、ひとりで生きてゆくのは
あらゆる面で大変だったなぁ．．．と

いまでもその時のことを思い出すと、自然と涙があふれてくる

だけど、何があっても自分の意志は曲げられなかったし
何を捨てることになっても、自分が自分でいることは捨てられなかった

そして通っていた大学も捨て、家族も捨て、友達も捨て、家も捨て．．．
思いつく限りのあらゆるものをすべて捨て．．．

私の生き方を認めない自分の親から離れるために
自分以外のあらゆるものを捨て、誰も知らないところで新しい生活を始めた

１９歳の時にいろいろ捨てたけど
数年経ったいま、私は捨てる前よりも豊かに持っている